ノート記録(昼)
昼:作業ノートを作成し、ログを記録する
昼は、実際に進めた作業の内容を Obsidian の作業ノートとして記録していきます。
作業内容は人によって様々で、記録ノートには次のような素材を自由に貼り付けて構いません。
- コードのスニペット
- Web ページの引用(Web クリップ)
- 自分のメモ・アイデア
- CLI の実行結果
- 図やスクリーンショット
- ChatGPT のチャットログ
このページでは、その中でも チュートリアルとして ChatGPT のチャットログを記録する方法を紹介します。
ノートの構成と保存ルール(重要)
ptune-log では、作業ログを _project/ 配下に蓄積する形式で管理します。
- フォルダは「連番 + タイトル」で自動生成されます(例:
245_資料作成調査/) - そのフォルダの中に、同じく連番付きでノートを作成します
- 階層は 1 階層のみを推奨しています
- このノート群は「追加していく」形式で運用します(蓄積型)
注意
既存ノートの更新は可能ですが、
振り返り分析(要約・タグ生成・KPT など)は新規に作成したノートが対象です。
過去に作成したノートの編集は分析の対象外となります。
1. プロジェクトフォルダを作成する
Obsidian のエクスプローラ画面で _project フォルダを開きます。
右クリックして 「連番付きでフォルダ作成」 を実行します。

ダイアログでは、次の操作を行います:

- タスクを選択(関連タスクがある場合)
→ 選択すると、タスク名がタイトル欄に自動入力されます - タイトルの編集が可能
→ 作業内容に合わせて調整してください
タイトルはタスク選択後も編集可能です。
またタスクは選択せずにタイトルのみ入力することも可能です
作成が完了すると、新しい連番付きフォルダが _project/ 以下に追加されます。
2. 作業ノートを作成する
作成したフォルダを選択し、右クリック → 「連番付きでノート作成」 を実行します。

ダイアログ操作はフォルダ作成時と同じです。
- タスク選択(任意)
- ノートタイトルの自動セット
- 任意でノートタイトルの編集
ノートが生成されたら、そのノートに作業ログを記録していきます。
3. ノート記述例:ChatGPT を使ったチャット履歴の記録
調査・試作・検証などの作業の例として、
ChatGPT へ質問 → 回答をノートへ貼り付けという繰り返しの例を説明します。
基本的な記録ルール
- ノートの最初は 大見出し(
#)でタイトルを書く - そのあとにプロンプト(質問)を書いて、ChatGPT に質問する
- チュートリアルでは、プロンプトだけを記します
- ChatGPT の回答はそのまま貼り付けて OK
- Markdown(
##見出し・コードブロック・箇条書き)もそのまま使えます
- Markdown(
- 上記を繰り返す。次の質問を大見出し(
#)のタイトルを追加して区切る
4. ノートのテンプレート(貼り付け用)
以下はチュートリアルで利用するノートテンプレートです。
ChatGPT への問い合わせ内容は自由ですが、回答部分は 具体例ではなく(ChatGPT チャットログ)で省略しています。
<!-- タグをここに自由に追加してください。 例: #構想 #参考 #読書 -->
# 資料作成_事前調査
# Python のスクレイピング調査
Python で番組のスクレイピングを検討。どのようなツール、リファレンスがありますか。
特徴、制約事項、注意点を提示
(ChatGPT チャットログ)
## メモ・補足
- 実際に試して気づいた点をまとめる
- 追加で調べたいことがあれば追記する
# 追加の質問(必要に応じて)
(質問内容)
(ChatGPT チャットログ)
作業中に新しい疑問が出たら、同じノートに追記していくことで、 その日の作業ログが自然に蓄積されます。
5. 次のステップへ
作業ノートを記録し終わったら、 夜に AI による振り返り(要約・キーワード抽出・KPT 分析) を行います。